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2010年08月 アーカイブ

フルモデル・チェンジのありかた 3

フルモデル・チェンジの全期間の中間あたりで、ユーザーの関心を集め、販売促進の一助にとマイナー・チェンジを実施します。


内容的には、エンジンの改良や足まわりの強化、あるいはバリエーション・モデルの追加などであり、ときにはこの際に新型エンジンやオートマチック・トランスミヅションなど、新機構の追加などを行っています。


かつての手法では、フルモデル・チェンジの際には、ニューモデルとして4ドア・セダンの基本車型のみを出し、その後のマイナー・チェンジの際にクーペやハードトップ。


あるいはスポーティ・バージョンのGT車を加えるなどの手法も取られていました。


最近では、GM、トヨタ、日産などの大会社で一気に全タイプのバリエーション・モデルを発表する例が多くなっています。


そして、経営的に苦しいか、規模の小さいとみなされる会社が、小刻みにバリエーション・モデルを追加発表しています。


また、VW社が先例を作ったともいえますが、基本モデルとしてのFF方式のツー・ボックス・セダンのボディ後端部に、トランクルームを取り付けてスリー・ボックス・セダンのニューモデルを生み出しました。


そこではポロに対すダービイ、ゴルフに対するジェッタ、パサートに対するサンタナなどと呼んで、別モデルとしてはいますが、見方によったらマイナー・チェンジのひとつともいえる手法が増えています。

フルモデル・チェンジのありかた 4

日本ではアコードやシピックあるいはファミリアなどにこの例が見られます。


しかし、ここでは呼び方は単にサルーンやセダンを付けているだけであり、マイナー・チェンジ扱いとしています。


さらにはっきりしない例では、モデル・チェンジに際して、かつてのギャランやレオーネの場合のように、外観的にはあまり変わりばえがないもの。


わずかにエンジンに新しいメカニズム付きのものが加わった程度でも、会社側からはフルモデル・チェンジとして発表された例もあります。


これらには、販売政策上の区別でしかなくなっている一面もあります。


もちろん、このような場合では、営業成績上での効果は全面的に変更のときほど上がらず、モデル・チェンジが単に売る側の言い分だけに終わっています。


フェイスリフトとは、文字どおりクルマのお化粧直しのこと。


多くの場合、人間でいえば顔に相当するフロントマスクのラジエーター・グリルやヘッド・ライトの意匠を変えることを指していいます。


もちろんことのついでに、テール・ランプ回りやバンパーの形を変え、ときにはメーター・パネルの意匠や内外装のモール類を変えることもあります。

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