フルモデル・チェンジのありかた 3
フルモデル・チェンジの全期間の中間あたりで、ユーザーの関心を集め、販売促進の一助にとマイナー・チェンジを実施します。
内容的には、エンジンの改良や足まわりの強化、あるいはバリエーション・モデルの追加などであり、ときにはこの際に新型エンジンやオートマチック・トランスミヅションなど、新機構の追加などを行っています。
かつての手法では、フルモデル・チェンジの際には、ニューモデルとして4ドア・セダンの基本車型のみを出し、その後のマイナー・チェンジの際にクーペやハードトップ。
あるいはスポーティ・バージョンのGT車を加えるなどの手法も取られていました。
最近では、GM、トヨタ、日産などの大会社で一気に全タイプのバリエーション・モデルを発表する例が多くなっています。
そして、経営的に苦しいか、規模の小さいとみなされる会社が、小刻みにバリエーション・モデルを追加発表しています。
また、VW社が先例を作ったともいえますが、基本モデルとしてのFF方式のツー・ボックス・セダンのボディ後端部に、トランクルームを取り付けてスリー・ボックス・セダンのニューモデルを生み出しました。
そこではポロに対すダービイ、ゴルフに対するジェッタ、パサートに対するサンタナなどと呼んで、別モデルとしてはいますが、見方によったらマイナー・チェンジのひとつともいえる手法が増えています。