フルモデル・チェンジのありかた 8
その反面、販売店側では発表時期が近づけばメーカー側とともに旧モデルの在庫一掃をはかるため、値引率を高めたり、サービス品と称するアクセサリーの無料取り付けなども増えます。
これをねらうユーザーもあり、まさに利害は千差万別です。
ところが、ときとしてはニューモデルが発表されたとしても、それが発表待ちのユーザーにとって期待通りであればいいのですが・・・
単なる意匠変更だけであったり、逆にあまりにも感覚的に旧モデルから飛躍しすぎていたりして嫌われる場合があります。
とくに小型車以上のモデルであれば、ユーザーの年齢層も比較的高く、どちらかといえば物の見方や考え方に保守的な層が多いのです。
こうしてニューモデルとなったばっかりに、売れ行きが伸び悩む例もあります。
ちなみに、BC戦争と呼ばれるブルーバードとコロナのモデル・チェンジ合戦の功罪を、売れ行き台数の上位争いという面で調べてみますと、互いに入れ替わるというシーソー・ゲームを演じています。
それがモデル・チェンジの成功や不成功からきているのがよくわかります。